放置していたWordPressを更新する前に|バックアップと復元の確認チェックリスト
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久しぶりにWordPressへログインすると、更新通知がいくつも並んでいることがあります。再開するときは、まず「何を保存し、問題が起きたらどこまで戻すか」を確認しましょう。この記事は、小規模な案内サイトやブログの管理者向けに、更新前の準備をまとめたものです。2026年9月9日に公式情報を確認しました。
最初に確認するのは、更新ボタンより現在の状態
トップページだけでなく、記事、問い合わせフォーム、画像、スマートフォン表示も開きます。「更新前から起きていた不具合」と「更新で生じた不具合」を区別するためです。問い合わせフォームは管理者が判別できるテスト内容で送信し、完了表示とメール到着を分けて確かめます。
- サイトと管理画面にアクセスできるか
- WordPress本体・テーマ・プラグイン・PHPの現在のバージョン
- 独自に修正したテーマや追加コードの有無
- サーバー・ドメインの契約が有効か
- 最新のバックアップ日時と、復元対象の範囲
改ざんを疑う表示や見覚えのない管理者がある場合は、通常の更新作業と切り分けて、サーバー会社などへ相談します。バックアップがあっても、その時点で問題を含んでいる可能性はあります。
「記事を書き出した」だけで、サイト全体を戻せるとは限らない
WordPressのサイトを戻す準備では、データベースとファイルの両方を考えます。記事のエクスポート、テーマファイルのコピー、サーバーのバックアップはそれぞれ用途が違います。保存物をひとまとめに「バックアップ済み」とせず、何が入っているかを記録してください。
| 対象 | 確認する内容 |
|---|---|
| データベース | 記事、設定などの情報を含む、対象サイトのDBを識別できるか |
| ファイル | 画像、テーマ、プラグイン、独自コードなどが保存されているか |
| 復元方法 | 管理画面が開かなくても利用できる手段があるか |
| 保存先 | サーバー内の一時コピーだけでなく、別の場所にも保管できているか |
一般的なWordPressのバックアップの考え方は、WordPress公式のバックアップガイドも参考になります。保存ファイルには設定情報などが含まれるため、公開フォルダーへの放置や、共有リンクでの公開は避けましょう。
エックスサーバーでは「保持期間」と「取得後の保存期間」を分ける
当サイトは既存のエックスサーバー上で運営しています。レンタルサーバーのエックスサーバーでは、自動バックアップ機能を全プランで提供しています。公式案内ではWeb・メールとMySQLの過去14日分を保持し、一部旧サーバーのWeb・メールは7日分という例外があります。自分のサーバーパネルに表示される対象と日付を確認してください。
また、取得申請によって自分のサーバー内へ設置されたバックアップデータは、24時間経過すると自動削除される案内があります。これは元の自動バックアップの保持期間とは別です。「取得を押したので長期保存も済んだ」と考えず、必要なデータのダウンロードまで確認します。十分な空き容量も必要です。
参照:自動バックアップの公式機能説明/バックアップデータ取得の公式マニュアル。XServer for WordPressなど別サービスの説明と混同しないよう、契約しているサービス名も確認しましょう。
復元すると、バックアップ後の変更が消えることがある
エックスサーバーのWeb・メールデータ復元の公式マニュアルでは、対象のファイルが上書きされ、バックアップにない新しいファイルやディレクトリは削除されると説明されています。復元は単に足りないファイルを補う操作ではありません。
たとえば月曜のバックアップへ水曜に戻すなら、火曜以降に追加した画像や修正を失う可能性があります。注文や会員情報を扱うサイトでは、データベース側の新しい情報も含めた復旧計画が必要です。更新のための準備と、本番の復元実行は分け、対象と影響を確認してから進めます。
参照:自動バックアップからのデータ復元。当記事は実際にこのサイトを復元した体験談ではなく、公式手順と更新前の確認観点を整理したものです。
更新後に見る場所を、更新前に決めておく
可能であれば検証環境で更新し、互換性や表示を確認します。長期間更新していなかった場合は、各製品の対応条件と更新手順を調べ、何をいつ変更したか記録します。複数の変更を一度に重ねると、原因の切り分けが難しくなります。
- トップページ・主要記事・画像を開く。
- メニューや内部リンクをクリックする。
- 問い合わせの完了表示とメール到着を確認する。
- 管理画面で記事を保存できるか確認する。
- 不具合があれば変更時刻、対象、症状を記録し、復元の影響を確認する。
サーバーを選び直すなら、月額だけで決めない
新たにサイトを作る場合や、現在の契約を見直す場合は、バックアップの保存対象・保持期間・取得費用・復元方法に加え、更新後の料金やサポート窓口も比較しましょう。すでにサーバーを持っていて必要な機能が使えるなら、追加契約をする必要はありません。
エックスサーバーは候補の一つです。当サイトでの利用をもって、他社より速い・安全と評価するものではありません。料金やキャンペーンは変わるため、申込時の公式表示で確認してください。
公式サイト(広告):レンタルサーバー エックスサーバー![]()
更新前メモとして残す6項目
- 対象サイト:
- 変更前の確認日時と症状:
- 保存したファイル・DBと保存先:
- バックアップの日時と復元方法:
- 更新するものと順序:
- 更新後に確認するページ・フォーム:
まずはこのメモを埋め、復旧手段が確認できてから更新を進めましょう。Webサイトを作る目的から整理したい方は、ローカルHTMLとWordPressの使い分けもご覧ください。